運河の音楽感想24

浜山ハンドベルグループの演奏の際に、指揮を担当された藤代さんの感想です。


先日は楽しい機会を与えてくださり、有難うございました。高齢者も疲れながら、いきいきとした顔になっていました。
 本当のことを言いますと、「幻聴」という言葉は職業がら病気により聞こえるものと、不安なものと、あまり良いイメージではありませんでした。当日の演奏では、頭の中では考えも付かない音が数々と飛び出し、流れ、音の無い音楽も重なり、新鮮な気持ちと、戸惑う気持ちが入り混じりました。何とか終了し、ホッとしました。
 この演奏を目を閉じて聴いていると、不思議に心が落ち着きました。センター職員にも同様に聞いてもらったところ、「頭の中で雲が出てきたり、急に寂しくなったり、天から光が見えたり、海が見えたり、心が和んだ。」と言ってもらいました。
 この幻聴音楽を聴いて、型にはまらない想像ができると分かりました。自然と自分自信の想像力に酔いしれることができると思い、「幻聴音楽」を聴くということはすばらしいことだと思いました。私自身もこのプロジェクトに参加していなかったら解らなかったと思いました。感謝しています。有難うございました。