運河の音楽感想2

 全体を通しての感想は、見るより参加するイベントのように思った。実際、参加した地元の方からは、「緊張もしたが楽しかった」と聞いています。終始、見学をさせていただいた私は、一部何をしているのか分かりにくいところがありましたが、きっと演奏している方は気持ちよかったのだろうと思いながら見ていました。神戸ドックの浮きドックの奥に行っての演奏は音も聞こえにくく、観客との一体感がなく残念だったように思います。日清製粉の前での風船・管楽器のパフォーマンスも私のように芸術にうとい者には分かりにくかった。個人的には、始まりと終わりがはっきりしたメリハリのあるパフォーマンスを期待していました。というのも、音楽の演奏の後の周辺の静けさにより運河周辺の魅力を再確認できるのではないかと思ったりもしていました。
 先に残念だったところばかりを言いましたが、地域資源を活かし地元の方と創り上げるという難しい取り組みであるにもかかわらず、全体的にはよかったと思います。一般の人には、新川キャナルプロムナードのパフォーマンスのようなものが受け入れやすかったのではないかと思います。フィナーレの浜山での盛り上がりも、今までにないくらいよかったと思います。
 今後も、運河周辺でのイベントに携わるうちの係りとしては、事前の地元調査、競技ダンス、音楽の広場、アカペラの練習風景など、その行動力や発想は、参考になることも多々あり勉強になりました。
 なによりお天気も味方に付け大成功ではないかと思います。お疲れ様でした。


兵庫区まちづくり課 伊賀     H21.4.7