レガッタ試乗!

今日は、沼田苑子さんと、キャナルレガッタ神戸の主催するレース
「秋の陣」に行ってきました。
コースは250メートルで、運河自体は350メートルくらいだそうです。
その250メートルのコースを約1分くらいで争っていました。
(私たちが乗ると、約2分くらい)
姫路、奈良など結構遠いところからも来ていて、
73歳くらいのチームもあれば、13歳がいるチームもあって、
とっても和気あいあいとした雰囲気でした。


レースが終了後、レガッタに乗せてもらいました!!
欲張って、2周もしました!!
はじめは慣れない用語・指令や道具にオールの先を見るだけで必死でしたが、
だんだん慣れてくると、水の上でしか見えない風景が
楽しくなって来ました。


その後、キャナルレガッタの総務を担当している大道さんに、
1時間以上もお話を聞きました。
かなり兵庫運河を中心としたコミュニティづくりに意識が高い人で、
和田岬砲台を移築したい、運河の周りに緑や桟橋を作りたい、
50人から100人くらい乗れるような船が通れるようにしたい、など
思いを熱く語ってくれました。


その後、大道さんの紹介で、和田宮神社に行き、権禰宜の宮部さんにも話を聞きました。
この方も、本当にいろいろと語ってくれました。


この和田宮神社では、第1土曜の7時前から「土一の会」
というのをしているそうで、
それは、おじさん・おじいさんたちが、食べ物・飲み物を持って
集まり、だらだらと過ごしている会だそうです。
キャナルレガッタが始まった原点もここだそうで、
このだらだら会は結構面白そうです。
一度、行ってみたいなあ。


それにしても、聞けば聞くほどコミュニティ活動が盛んなところで、
数えきれないくらいの「会」が存在するのです。
本当に面白いところです。
私の住んでいるところにも、そんなにいろんな会があるんだろうか?



運河隣の、艇庫がある通り。艇庫は、昔は食料庫だったそうです。



運河に面した、艇庫の壁面にはかわいい絵があります。中のレガッタもちょっと見えますね。



通りから見た、艇庫内部。右側の白い壁面に映像を映すこともできるそうです。
黒く四角く映っているところの奥にはレガッタがおよそ30艇くらいしまってありました。
ほとんどが、廃棄されるレガッタを譲り受けたものだそうです。
内部には、ビールサーバー、コーヒーサーバー、火鉢、電子レンジ、
たいやき機、バーベキューセットなどいろいろあって、
おじさんいわく「中年の居場所づくり」。
楽しそう・・・・・・



日もとっぷり暮れるまで、お話してくれました。運河は、太陽の加減で表情がかなり違います。



大道さんお勧めの、運河が北に兵庫駅に向けて細くつながっているところ。
東西にかかる小さな橋の真ん中より北向きの風景。古い趣があります。
なんと、レガッタで連れて行ってもらうことも可能だそうです!!次に行く時はぜひ!!



同じ橋より、南向きの風景。



その小さな橋の名前は、「尻池橋」です。
向こう側に電車が見えますが、川崎重工がここで車両を作っていたらしく、
昔の地図には、ここで作った車両がそのままJR兵庫駅のほうにいけるように、
線路がつながっているものもあります。

その後は、神戸ドックや兵庫突堤のほうにも行きました。
ここは、日がとっぷり暮れているにもかかわらず、岸にびっしり釣り人がいて、
それぞれテントを張ったりしてすごい賑わいでした。

(記録:沼田り)

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写真追加します!

レガッタ競技風景。


競技が終わって帰ってきたところ。
この緑の浮き道(?何て言うんだろ)に真珠がかかっています。


艇庫。あちこちのツテで、譲り受けたりしながら、現在30艇ほどだそうです。
2人用、4人用、1人用、色々あり。


乗ってきました☆ 
レガッタ生涯スポーツだから、いつからでも、いつまでもできるよ!」
と私の前のおじ(い)さん。生き生きとレガッタの魅力を語って下さいました。
ちょっと慣れたら、ぜひ運河探検にでかけたい!


兵庫埠頭からの夜景。フェンス越し。ブレブレでごめんなさい。


クレーンの影、対岸のキラキラ、そして釣り人の影。
とても魅力的な夜景スポットでした。
苑子